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本学の教育プログラムが新聞報道されました

本学の「生命と植物」(担当:本学非常勤講師阿部一博大阪府立大学名誉教授)
では、植物の光合成が酸素と有機物を生成して、有機物は農業生産物となって食料
として活用されるので、人間の食生活と栄養成分は植物に依存しており、生命維持
に繋がることを学修します。広義には、人間の衣食住の営みは植物に依存していま
す。
この科目では、植物・農業・食品・食育・食文化までの幅広い知識を得る事が出
来ますが、植物栽培の一例として「ジャガイモの容器栽培」の演習が組み込まれて
います。
4月に入学する学生の為に先輩有志が3月(今年は8日)にジャガイモの種芋を定
植します(写真1)。4月からは自分達で管理(灌水や覆土等)して、6月に収穫
できる短期間の栽培実習ですが、大部分の学生には初めての体験なのでこの実習に
関しては教育上の効果があると考えています。
今年は、6月11日に収穫しました。班ごとに作業(写真2)しますが、予想以
上にジャガイモの塊茎が土壌中に形成(写真3)されています。各班は、4個の容
器を担当して、それぞれの容器から男爵、メークイン、キタアカリ、アンデスレッ
ドが収穫できました(写真4)が、例年より多い収穫量でした。
最後に収穫物を前にして全員集合写真(写真5、最前列左端が阿部先生)。
我が国の看護師に関する教育機関の中で「生命と植物」があるのは本学のみなの
で、収穫日に日本農業新聞の記者が来られて、取材を行われました。
取材翌日の12日の新聞に記事が掲載されました(写真6)。
指で示している赤囲みが記事で、「看護師の卵に食育」と「食と農でも患者支え
る」の見出しであり、収穫状況の写真も組み込まれていました。記事内には取材を
受けた受講生のコメントも載っており、本学の教育プログラムの取り組みを十分に
伝えて頂けました。
受講生のこの科目に対する熱意と頑張りが取材に繋がりました。