ユニークな授業本校にしかない、
ユニークな授業が沢山!
本校では、全国の看護専門学校で共通する内容の授業以外に、ユニークな授業が沢山あります。
教育キャンプ
入学して1週間もたたない4月の最初に、3学年合同キャンプがあります。これは2年生3年生が、入学して一番弱い立場にある1年生を「いかに安心して楽しんで学校生活をスタートしてもらえるか?」をテーマに2~3カ月かけて企画を練り上げていく学生主体のプロジェクトです。病院や施設の中で一番弱い立場となる患者さんをアドボケイトして支援するのが看護師の役割であると定義し、それを実際に「キャンプ」という場を使って実践するシミュレーション学習(組織の在り方を学び実現するキャンプ)となります。
教職員も1メンバーとして参加して、学生リーダーさんたちと協力し、学校全体で1つの目標に向かって取り組む140人規模の壮大プロジェクト学習となります。
泉州地域学
入学して一番初めに学習するコンセプトは「文化と多様性」です。まずは、この地域に在住されている方々の文化を知ることで、実習や卒業後に受け持ちとなる患者さんの文化的背景を理解します。
泉州地域学では地域で活躍されている様々なプロフェッショナルの方々から、泉州文化について学習させていただきますが、同時にその方々のプロとしての在り方についても学ばせていただき、看護のプロとなる自分の成長に繋げていきます。また、泉州地域の特産品である「泉州タオル」の会社とコラボして、学生オリジナルデザインのタオルを開発する楽しいプロジェクト学習もあります。
表現法
看護師にとって何かを「表現すること」は、言語的・非言語的コミュニケーションの練習になります。また「表現している人」と「傾聴する人」の関係性の中から、表現者の気持ちやパフォーマンスに変化が生じます。患者さんとのコミュニケーションは、ライブと同じで、相互で創り上げていくものであることを、演劇や歌や発表会を通して体験学習します。
IPE
看護師はいろいろな他の職種の方々と協働して働くプロフェッショナルなので、学生時代から他の職種の学生さんと事例について一緒に考えるグループワークの授業を企画しています。2023年は精神保健福祉士の学生さんたちと一緒に、アルコール依存症の事例についての検討会を実施しました。