本学の非常勤講師阿部一博先生(大阪府立大学 名誉教授)が、朝日新聞の「朝日なにわ柳檀」に投稿された川柳(兼題:空っぽ)が掲載(20220302朝刊)されました。
阿部先生は、論文や学術資料ならびに書籍等の原稿を多く書かれていますが、昨年3月上旬から17文字で表現する川柳や俳句に取り組まれて、今回が5回目の入選との事です。
川柳は、阿部先生の実体験で、教え子の結婚披露宴に招かれた時に「今回はご挨拶の必要はありません。」と伺っていたのに突然の挨拶指名で、困惑した状態だそうです。
川柳はウイットに富み、時代を反映した内容が必要であり、社会情勢の変化を把握して最新情報の入手を欠かす事が出来ないので常日頃の頭の体操に役立つであろうとの事で取り組まれているそうです。
阿部先生が本学で担当されている「生命と植物」は人間の生命と自然の関わりに関する教授内容です。俳句の短い文章表現は、科学論文や学術資料と同様に無駄な言葉を外して簡明な言葉を繋ぐことが必要なので、本学の講義にも文章作成技術として取り込んで頂きます。